HTMLはテキストをマークアップすることで、文書構造を記述します。
CSSとは
CSS(Cascading Style Sheets)は、Webページの装飾を行う言語です。
CSSの特性
HTMLではページを読み込むたびに全ての属性が書き換えられます。
CSSは一度描画した色や文字の大きさなど(スタイル)を、後から書き換えた要素にも適用できる機能を備えています。
これがCSSの持つ特性で『継承』といい、ページデザインの一貫性が確保できるのです。
HTMLとの違い
HTMLは文章に対して構造的な意味づけを行っていくのに対し、CSSは文章のレイアウトの調整や装飾をします。
CSSのメリット
HTMLにもレイアウトや装飾の記述がありますが、一般的には使いません。
CSSを使うメリットは、例えばデザインやレイアウトを変更したいときに、HTMLファイルに変更を加えることなく、CSSの変更のみで調整を行うことができることです。
いわば、身体は同じで、衣装だけ着せ替えるようなイメージです。
すなわち、HTMLは文書構造のみを記述し、CSSでは装飾やレイアウトを記述する。
このように役割を分けて考えることで、Webサイト全体のメンテナンス性を向上させるのです。
◇まとめ◇
- CSSはHTML文書に対して装飾やレイアウト調整をします
- CSSは着せ替えの衣装のようなもの