Webサイトで扱うファイル名は、管理していく上で重要なのです。
そのファイル名の付け方と分類方法についてお話しします。
- ファイルのネーミング
Webサイトに使用するデータ(HTML、画像、JavaScriptなど)のファイル名は、
基本的には半角英数字で構成します。
注意すべき点は、
Macでは「:(コロン)」、「?(クエッション)」、「<>(不等号)」などの記号をファイル名に使えますが、
Windowsでは使えません。
もし記号を使ったファイル名を付けたいのであれば、
「.(ピリオド)」、「_(アンダーバー)」、「-(ハイフン)」程度にしておきましょう。
- ファイル名とフォンダ名の関係
Webサイトのコンテンツが「会社概要」、「事業内容」、「お問い合わせ」の3項目だとします。
1つのコンテンツ(ページ)に対して1つのHTMLファイルを作成していきます。
その際に、2つのファイル名のつけ方があります。
1つは、ファイルにコンテンツ名をつける方法。
会社概要であれば「conpany.html」
もう1つは、フォンダにコンテンツ名をつける方法。
「conpany」フォンダ
この場合、フォンダ内に格納するHTMLファイルは、一般的には「index.html」とします。
- ファイルの管理上の問題点
HTMLファイルにコンテンツ名をつけた場合、1つのフォンダに様々なファイル名が混在してしまいます。
また、類似したコンテンツがある場合、連続した通し番号でフォンダ名をつけたりします。
この方法では、途中のコンテンツがなくなったり、ネーミングのルールに無理が生じたときに、管理性が低下します。
一方、フォンダにコンテンツ名をつけると、関連するHTMLページや画像をまとめて格納できるメリットがあります。
◇まとめ◇
- ファイル名は半角英数字でつけ、特殊な記号は使わない
- HTMLファイルではなく、フォンダにコンテンツ名をつける
- フォンダで分類し、関連ページや画像を格納する