DeNAキュレーションサイト問題がインターネット社会を崩壊させる?
DeNAキュレーションサイト『WELQ』が、問題を起こした!
あの大企業が起こしたモラルに欠けた戦略が、
今後のインターネット社会を崩壊させてしまうほどの、
大きな信頼を失ったと思います。
SEO攻略法
あなたは、何かを知りたいと思ってインターネット検索をした時、
「広告ばっかり出てくるな」と感じらたことはないですか?
これはキュレーションサイトも含め、「インターネットで広告収入」を狙い、
『検索順位の上位表示争奪戦』をしているからに他ならないのです。
SEO(検索エンジン最適化)という手法を用いて、
特定のキーワードで検索された時に、上位表示されるようにしている。
検索エンジンは「検索ユーザーのためになるサイトを上位表示させる」
という目的で開発されたものです。
しかし、どうすれば上位表示されるのか?
という条件を攻略されてしまったのです。
つまり、検索ユーザーに好まれないサイトでも、
攻略的に上位表示させる仕組みが存在しています。
大企業の参入
1つのキーワードで上位表示されるサイトの数は少ないのに、
その少ない枠を奪い合っていたのです。
大手企業がキュレーションサイトを展開し始め、
このイス取りゲームに参戦するようになったのです。
大手企業は資金力を使って、
易々と検索エンジンで上位表示させていました。
個人で頑張っているアフィリエイターにとっては、
大きな打撃を受けたことは事実です。
しかし、ただ単に「個人が商用目的でやっていたこと」
を大手企業が始めただけなのです。
例えば、大きなショッピングモールができて、
商店街がなくなっていくのと同じように、
その資金力に対抗できる『価値』を持っていなければ、
消えていくしかないのです。
そうした状況下でDeNAが運営している『WELQ』が問題となったのです。
詳しい内容は、別記事でまとめました。
胸が張り裂けそうなくらい悩み、苦しみ、を持ち、
藁をも掴む思いで『死にたい』と検索窓に打ち込んだ人が、
最初に見つける記事が、問題となったWELQの記事だったのです。
このWELQの記事内容については、
本当に「死にたい」と思っている人の悩みに応える記事ではなく、
『死にたい』というキーワードを悪用した、
単なるアフィリエイト用の記事なのです。
その記事の最後には、「自己承認力を高めるためには」と、
転職サイトのキャリア診断テストをするように促されています。
「死にたい」と悩み、思い詰めた人が掴むような藁を作り、
その藁を目の前にちらつかせたのです。
「その藁に縋れば助かるかもしれない」と信じた人が、
その藁を掴むが、それは「ただの藁」で何の役にも立たない。
もしその藁が、掴んだ人の心身を救うための、
一片であれば良かったのかもしれません。
しかし残念なことに、
「心の隙に付け入って金稼ぎをしよう」
という意図しか見えない記事だったのです。
このような、誰が見ても明らかに問題だとわかる記事が、
上位表示されてしまう事態が発生したことによって、
多くの人が疑問を呈すようになったのでしょう。
そこから更に、WELQというサイトに関する問題が掘り起こされ、
その結果明らかになったことは、
「DeNAがライターに出していた指示や記事作成のマニュアルが、
他サイトに掲載されている記事・画像などの盗用を推奨している」
というショッキングな事実でした。
インターネット上で、記事や画像を投稿している人にとって、
自分の作品を盗作されること、盗用されることは、
非常に腹立たしいことなのは明白です。
まとめ
今回、世界中を騒がせたDeNA問題は、
「ネットで検索した人が腹立たしく思う問題点」
が明るみに出たことによって、波紋を拡げたように思います。
大企業にとっては、収益性を求めることは当然である。
しかし、内容やモラルに欠けた記事掲載は、
ネット社会だからこそ、責任をもって運営すべきだと思います。
さいごに
なぜ大企業が『キュレーションサイト運営』に参入しているのか?
あなたにも理解して頂けたのではないでしょうか。
多額の広告宣伝費を投入して集客し、
収益性が高いネット戦略に、参入してくるのです。
集客力のあるキュレーションサイト運営をすることで、
あなたも収益を得られるチャンスなのです。
あなたの応援だけが、私の励みになっています。
でも、キッカケというか教えてくれる人と巡り会わなくて、迷子になってました。