あなたは、騙されやすい人間ですか?
あなたの周りの人で、よく騙される人っていませんか?
実は、何かにつけても「万全の下調べしてから」というような、
注意深いと、案外騙されやすいタイプに入ることがあります。
今回は、「騙されやすいタイプ」について解説します。
好奇心が強いタイプ
例えば、パソコンを1台買うにしても、
カタログや雑誌で熱心にスペックを比較したり、
パソコン・ショップに何度も足を運んだりする人です。
このようなタイプに人は、注意深く、
詐欺などに簡単に引っかかったりしないと思われがちですが、
実は、このような人ほど騙されやすい傾向にあります。
このような人は、好奇心が強く、物事を深く知らないと気が済まない性格です。
仮にセールスマンに様々な情報を提示されると、
無視できずに、一生懸命読んでしまったりします。
この行動こそが、騙す側にとっては思うつぼなのです。
つまり、話に耳を傾けることこそ、騙すチャンスを増やしてしまうのです。
同様に、目新しい話にすぐ飛びつく人もこのタイプです。
熱心に話を聞いているうちに、
いつの間にか抜け出せない状態に陥ってしまうのです。
また、自分の分析能力や情報に自信過剰なタイプの人は、
更に墓穴を掘ることになりかねないので、注意したいものです。
マイペースな人
これに対し、世の中の最新情報などが気にならないような、
マイペースで人生を送っている人は、
目新しい話に対して、興味を示さないので、騙されにくいのです。
自尊心をくすぐられると・・・
「他の人には断られた。あなたが最後の頼みの綱だ」
こんなこと言われたら、ついつい心が揺れてしまいます。
難しい頼みごとをされた際には、
「他の人に頼んでください」
「私はそんな器ではございません」
などと、体の良い断り方はよく耳にします。
しかしこれは、周囲に大勢の人間がいて、
「自分がやらなくても、他の誰かがやるだろう」という、
心理学でいう『責任の分散』が生じているからです。
「あなたが最後の頼みの綱だ」という言葉は、
この責任の分散を予めさせないための言い方なのです。
「あなたが必要なのです」などと言われることが、
滅多にない人にとっては、自尊心をくすぐられて、
ついつい無理な話にのってしまうものなのです。
さいごに
いかがでしたか?
あなたは「騙されないタイプ」に属していれば良いのですが、
もし「ヤバいかも・・・」と思われたのであれば、注意しましょう。
また、面倒な頼まれ事をされたりした場合の判断も、
良く考えて返答できる人間になってください。
次回からは、第二章に入っていきます。
第二章では、詐欺師が使うテクニックを暴露していきます。
お楽しみにしていて下さい。
第二章のスタートは「二者択一を迫る」裏の〇〇について解説します。