全く分からん!FXの謎?を解く
これから『FX』を始めようとしているあなた、
私と一緒に勉強していきましょう。
今回は、『FXとは・・・?』というテーマでいってみます。
FXとは?
『FX』とは、外国為替証拠金取引のことです。
つまり、小額の証拠金をかけて、大きく外貨を運用する取引のことです。
売買について
証拠金にレバリッチをかけて取引ができるので、
為替相場が有利に変動すれば
ドル安(円高)時にドルを買って、ドル高(円安)時にそれを売ると、
レバレッジ効果により大きな収益を得ることができます。
一方、不利な方向に相場が変動すれば
大きな損失を被ることになり、損失が証拠金の額を超える場合もあります。
FXのリスク
もちろん、何事においても『リスク』はついてきます。
いくつかのリスクに関して、調べてみました。
為替変動とレバレッジ効果によるリスク
FXは、証拠金という担保を預けることにより、
レバレッジをかけて為替変動の差益を狙った取引です。
このレバレッジ効果により、
大きな為替変動利益を狙える一方、
大きな損失を被る恐れもあります。
金利変動によるリスク
FXは、2国間の通貨の金利差によってスワップポイントが発生します。
つまり、金利の高い方の通貨を保有する際はスワップポイントを受け取ることができますが、
金利の低い方の通貨を保有する際はスワップポイントを支払うことになります。
また、金利市場や各国の経済情勢により、
正しく反映しない場合もあります。
ロスカットリスク
ロスカットとは、
建玉(たてぎょく)の含み損が増加した際に、
担保で預けた証拠金の保全を図るため、
必要な証拠金の50%に到達した時点で、
当社の判断ですべての建玉を決済することをいいます。
為替相場の急変により、
当社でロスカットや強制決済が執行され、
意図しない取引が成立する場合もあります。
スリッページリスク
スリッページとは、
発注時のレートと約定時(サーバ到達時)のレートが異なることをいいます。
このスリッページは「ストリーミング注文」や「ASストリーミング注文」で発生します。
取引レートが有利な場合は、
有利なレートで約定します。
不利なレートの場合は、
あらかじめスリッページの許容範囲を設定しておくことで、
その範囲内で約定します。
追加証拠金(追証)リスク
楽天FXでは、
取引日終了時点の為替レートで、口座資産の評価を行います。
この時点で純資産額が必要維持証拠金額を下回っていた場合に、
追加証拠金が発生します。
原則として、毎取引日の取引終了時点(午後6時)までに、
その下回った額以上の証拠金を入金する必要があります。
あるいは、建玉の全部または一部を決済し、
追加証拠金を解消させる必要があります。
尚、所定の期限までに追加証拠金が解消されない場合には、
全建玉が強制的に決済されます。
流動性のリスク
外国為替取引は、
インターバンク(銀行間取引)市場によって取引が行われます。
東京・ロンドン・ニューヨークが三大市場といわれ、
24時間を通して高い流動性を持つ市場です。
ただし、土曜日、日曜日は休日です。
そのため、週末の取引終了時(日本時間で土曜日早朝)や、
週明けの取引開始時(日本時間で月曜日早朝)などは、
流動性が低いため、
取引レートのスプレッドが一時的に拡大するなど、
取引レートが不安定になる恐れがあります。
システム障害のリスク
楽天FXは当社の取引システムを介して取引を行います。
使用機器や通信回路の不具合により、
注文の発注、執行、確認、取消などが行えない可能性があります。
さいごに
何となく、分かって頂けたでしょうか?
まだ、理解するには難しいかとは思いますので、
もう少し焦らずに学習していきましょう。
次回は、最近よく聞く「バイナリ―」との違いを解説します。