head要素とbody要素
HTMLは、大きく分けると『head要素』と『body要素』から構成されています。
それぞれの違いと役割を見ていきます。
head要素とbody要素の違い
HTMLは開始タグ「<html>」で始まり、終わりタグ「</html>」で終わる構造です。
その中に『head要素』と『body要素』を記述します。
head要素とは
head要素は、主にコンピューターが読み取る情報であり、
文書のタイトルやキーワード、ページの説明、文字コードの種類などを記述します。
head要素の情報の多くはWebブラウザに表示されませんが、
Webブラウザの表示にとって欠かせない情報を格納しています。
body要素とは
body要素は、人間とコンピューター両方が読み取る情報であり、
記述の大半は、テキストや画像など、実際にWebブラウザに表示されて人間が目にする情報です。
body要素では、書き方の順序や構成が特に重要になります。
head要素とbody要素の役割
head要素の役割
head要素は「この文書はどのような文書か」をコンピューターに伝えることです。
文字コードやWebページ特有のキーワードなど、様々な情報が入ります。
例えば、「<title>~</title>」で指定されると、その内容以外は人間の目には見えません。
body要素の役割
body要素の大半は、Webブラウザに表示され人間の目に触れる情報です。
テキストや画像といったものにマークアップを施すことで、情報の意味が視覚化されて人間の目に触れる情報です。
例えば、<h1>タグでマークアップされたテキストは、Webブラウザ上では大きく太い文字で表示されるので、
「重要度の高い情報である」と、視覚的にも理解できます。
まとめ
- head要素はコンピューターが読み取る部分
- dody要素はWebブラウザが表示する部分
- 2つの要素の違いは、「情報が視覚化」されるかどうか