Google のガイドラインで明記している『SEO』を理解する為に、最も重要な考え方について、前回の記事で解説しました。
それを理解したかどうかで、結果に差がでますので、何度も読み返してください。
さて今回は、SEO対策を実践で学んでいくための「具体的な手法」についてお話ししていきます。
SEO対策の5つの実践テクニック
今回は、サイト内に設けた方がよい項目やテクニックを5つご紹介します。
- サイトの運営者情報を載せる
- お問い合わせフォームを設置する
- 記事タイトルには必ずキーワードを入れる
- 発リンクを送る
- 読者のサイト滞在時間が長くなるように工夫する
この5つの項目について解説していきます。
サイト運営者情報を載せる
プロフィールは、読者だけでなく「Google」の信頼度を高めるために非常に有効です。
下記にプロフィールに記載した方がよい項目を挙げておきます。
これらの項目については、これが全てというよりは「有った方がより良いもの」なので、あなた自身で判断し『プロフィール』としての情報を提供していくことを推奨します。
プロフィールの作り方
- 名前(もしくは、ハンドルネーム)
- 家族構成
- 居住地、活動地域
- あなたの経歴
- サイトテーマに関わる実績
- なぜサイトの運営を始めたのか
- 誰の為に書いているのか(どんな悩みを解決するために)
- あなたの想い
- あなたの実在性が示せるリンクを用意
- あなたの経歴に関わる根拠が示せるリンクを用意
- あなたの顔写真・画像(もしくは、アイコン画像)
結構たくさんあるように思いますが、意外と簡単に記述できるものです。
これらをきちんと明記しておくことで、読者からも、Googleからも、信頼度の高いサイトにすることができます。
お問い合わせフォームを設置する
『お問い合わせフォーム』の有無は特に重要視されています。
一方的な情報の提供だけではなく、きちんとお問い合せ可能なフォームを設けることで、信頼性を高めるだけでなく、実在性を示すことにもつながります。
なので、多くのアフィリエイターさんは、しっかりとお問い合せフォームを設けています。
WordPress を利用しているならば、プラグインを導入することで簡単に「お問い合わせフォーム」を設置することができます。
▼【参考】お問い合わせフォームを設置するプラグイン
https://shoutarou.club/helpme/plugin-contact-form7/ ※工事中
記事タイトルには必ずキーワードを入れる
あなたは、次のようなことを聞いたことありますか?
「上位表示したいのなら、記事タイトルに狙っているキーワードを入れなさい!」
これは、本当です。
なぜなら、
あなたが記事タイトルにそのキーワードを入れることで、読者がどんな記事なのかわかりやすいだけでなく、Googleも「このサイトはこのキーワードで上位表示させたら良いのか」と、記事の目的を理解するのに役立つからです。
つまり、
記事タイトルにキーワードを入れることは、その「狙ったキーワードで上位表示させるためのスタート地点に立った」ということに他なりません。
その上で、上位表示争いに加われるかどうかについては以下のことが重要です。
- 悩みを解決できる、とわかる記事タイトルを作ること
- その悩みを解決できる記事を作ること
このような記事の作り方については、また別記事にて説明しますので、期待して待っていてください。
発リンクを送る
発リンクとは、「自分から誰かのサイトのURLを貼る」ことです。
逆に、誰かに自分のサイトのURLが貼られることを「被リンク」と言います。
記事内容で、特に難しい話をするときは、権威性の高いサイトに「発リンク」することを推奨します。
権威性の高いサイトとは、簡単に言えば、学術論文や政府機関など誰もが疑わない情報を発信しているサイトのことです。
注意すべき点は、そのような学術論文や権威者の話をコピーして、あたかも自分の見解のように情報発信するのは NG です。
しかし、信頼できるサイトの情報を引用したい場合には、必ず
『このサイトから「引用」しました』
と「引用元」をしっかりと明記し、そのサイトに対して発リンク(URLを貼っておくこと)しましょう。
そうすることで、あなたの情報への信頼性を高めることができます。
ただ、他のサイトのURLを貼ることは、読者がその発リンク先のサイトへ流れる可能性もあります。つまり「読者離れ」を促進するような結果になりますよね。
そこで、発リンク先のURLは、フォントサイズを小さめにしたり、リンク先のサイト名は灰色等にして、少し見にくい程度にしておくのもテクニックの一つです。
発リンクは、「読者のために行う対策」というよりは、Googleに対して「きちんと根拠を調査した信用できる情報を発信しています」ということを示すための有効な方法なのです。
読者のサイト滞在時間が長くなるように工夫する
Googleが上位表示させるサイトを決定する指標の一つに「読者のサイト内滞在時間」があります。
例えば、
あなたが何か調べたいことがあり、ネット検索をした際に、良いサイトを見つけたらしっかりと読みこんでいきますよね。
すると、そのサイトの中を閲覧している「滞在時間」って、自然と長くなっていきます。
また更に、その記事を読み終えた後も、その他の記事もついつい読んでしまうようなことはないですか?
このように一つのサイト内で様々な記事を回遊し、何分も読み続けることで、そのサイトの滞在時間は伸びていくのです。
逆に、
開いたサイトが、悩みを解決できそうもないサイトだったらどうでしょうか?
そうですよね! 開いた瞬間にサイトからすぐに離脱して、別のサイトを探しますよね。
このように、
Googleは読者の動きをモニターすることで、良いサイトなのか、良くないサイトなのかを判断する指標にしたりもしています。
つまり、
『読者の離脱を防ぎ、記事をしっかりと読んでもらい、サイト内を回遊してもらえるような仕組みを作る』
ことで、読者の滞在時間が自然と伸びていくサイトを目標にするといいですね。
例えば、記事の一番最後に、
【この記事を読んだ人には、コチラの記事もおすすめです】
という、おすすめ記事が並んでいるサイトを見たことありませんか?
これも、サイトの滞在時間を高める要因になっていることは間違いありません。
逆に、
読みたくなくなるサイトとは、どんなサイトでしょうか。
読みたい記事がいつまで待っても表示されなかったりしたら、待ちきれずに他のサイトを探しに行っちゃいますよね。
Googleはページの表示速度も計測していますので、読み込み速度が遅いサイトは上位表示しにくくなってしまうので要注意ですね。
したがって、サイト内の滞在時間は非常に重要です。
ページの表示速度を測定
さいごに
今回は、初心者がやっておくべきSEO対策についての実践テクニックを5つ挙げ、解説しました。
- サイトの運営者情報を載せる
- お問い合わせフォームを設置する
- 記事タイトルには必ずキーワードを入れる
- 発リンクを送る
- 読者のサイト滞在時間が長くなるように工夫する
SEOの考え方や、具体的な取り組みについて少しはイメージできましたか?
決して難しいことではありませんので、順を追って考えていければできる筈です。諦めずに実践していきましょう。
では、またお会いしましょう。
▼▼▼▼ 初心者のためのSEO対策講座 ▼▼▼▼
▶第1講義 【 SEO対策のやり方 】
▶第2講義 【 SEO対策~実践編~ 】 ※今回の講座
▶第3講義 【 ライティングのコツ 】
▶第4講義 【 キーワード選定 】
サイトの運営者情報、お問い合わせフォーム、キーワード、発リンク、サイト滞在時間について教えていただきありがとうございます。わかりやすいです。