Google アドセンスで収益化を目指すなら、審査基準を知っておかなければなりません。
審査基準を知ることが必須であり、審査を通過できなければ努力の無駄になりかねません。
そこで、アドセンス審査申請前にチェックしておくべき重要な3項目についてお話しします。
ここでは、
Google アドセンスの審査申請時に『チェックしておくべき重要な3項目』
について解説します。
- 審査基準
- アドセンスプログラムポリシー
- 制限コンテンツ
審査基準
Google アドセンスの審査にもルールがあります。
自由奔放にブログ記事を書いても審査を通過するのは厳しいです。
Google が掲げる審査基準に基づいたブログを作成することが大事なので、
審査基準について解説していきます。
独自ドメインが必須
無料ブログサービスがありますが、広告掲載が禁止されているものが多いです。
一部アフィリエイト広告が許されているサービスもありますが、
無料ブログサービスではアドセンスの審査申請はできません。
Google アドセンスの審査申請には独自ドメインが必須なのです。
独自ドメインを取得して、WordPress でサイトを構築することを強く推奨します。
価値あるコンテンツ
価値あるコンテンツとは、
読んで良かったと思われ有益な情報提供がなされているブログです。
Google のポリシーには、
「質が高く有用なコンテンツと価値あるユーザーに関連性の高い広告を配信できるサイトを広告主様に提供すること」
と掲げています。
つまり Google は、
あなたのブログをビジネスパートナーとしての期待を持って審査しています。
そのようなブログに広告を設置することで、
Google も広告を依頼している広告主も利益を出せるのです。
アドセンスプログラムポリシー
Google アドセンスでは審査申請時に「プログラムポリシー」を準拠している必要があります。
詳細は以下の Google 公式サイトで確認できます。
上記内容について、重要事項を抜粋して簡単に解説していきます。
アドセンス利用規約の確認
まずは『利用規約』を確認しておきましょう。
ちょっと難しいのですが、以下の2点は要確認です。
- 1人1つのアカウントしか取得できない
- 18歳以上でないと利用できない
他の重要項目については、
プログラムポリシーに掲載されていますので、
プログラムポリシーで定める禁止事項について解説していきます。
プログラムポリシーで定める禁止事項
プログラムポリシーに違反すると、
Google からの警告が来たり、広告配信停止になったりします。
そうならないためにも、
プログラムポリシーをしっかりと理解しておく必要があります。
無効なクリック
ご存じの通り、配信された広告のクリックに応じて報酬が発生するわけですが、
報酬欲しさに自分で何度もクリックする行為は禁止されています。
そもそもアドセンス広告の目的は、
検索ユーザーが自発的にクリックしてくれることです。
したがって友達や知人にお願いしてクリックしてもらうこともしないようにしましょう。
また、「クリックして下さい」「特典をどうぞ」などと、
メッセージを書いてクリックを促すことも禁止されています。
Google アドセンス広告のクリックは、
不特定多数のユーザーが自然にクリックする行為であり、
ツールなどを使って過度のクリック行為は Google に把握されます。
コンテンツポリシー
コンテンツポリシーに違反したページに、アドセンス広告を掲載することは禁止です。
コンテンツポリシーは特に重要であり、
しっかり理解しておくようにしましょう。
※コンテンツポリシーで定まる禁止コンテンツの詳細は次項で解説しています。
広告のラベルの表示・配置
ラベル表示とは、
アドセンス広告に「広告であること」をユーザーが認識できるように表示することです。
しかし、ラベル表示は必須ではありません。
Google が推奨しているラベル表示は以下の2つです。
- 広告
- スポンサーリンク
他のラベル表示については許可されていないので、
「広告」もしくは「スポンサーリンク」のどちらかを表示しましょう。
また、アドセンス広告はメールやチャットに表示することも禁止です。
ブログだけに配置するようにしましょう。
注意すべきことは、
ページを表示された時に広告が大半を占めるようなことがないように配置することです。
画面が小さなスマホなどで起こる場合があり、違反の対象になる可能性があります。
プライバシーポリシーの記載
アドセンス広告は、ブログに設置するだけで自動的に表示してくれます。
しかし、それはユーザーのブラウザの Cookie(クッキー)を保存して、
使用したり、情報を収集したりしています。
ブログには、
このことを明示した『プライバシーポリシー』を掲載しなければいけません。
プライバシーポリシーはグローバルナビゲーションに設置して、
ユーザーが一目でわかるようにしておくことを推奨します。
審査申請時にも『プライバシーポリシー』の記載は必要です。
※本サイトでも公開しています。コピペも容認していますので作成しておきましょう。
制限コンテンツ
Google アドセンスプログラムポリシーの中でも特に注意すべきことは、
コンテンツポリシーに記載されている『制限コンテンツ』です。
警告や処罰を受けてしまう理由の殆どが禁止事項に違反している場合です。
コンテンツポリシーで制限されているコンテンツ
コンテンツポリシーで制限されているコンテンツと、
さらに詳細説明されている制限コンテンツについては、
必ず把握しておく必要があります。
- アダルトコンテンツ
- 児童の安全
- ヘイトスピーチ
- 下品なコンテンツ
- 暴力
- 暴力的な組織や運動
- ハラスメント
- 著作権
- 個人情報や機密情報
- 身元のなりすましと不実表示
- 誤解を招くコンテンツ
- 違法行為
- スパム
- マルウェアやウイルス
- 規制対象の商品やサービス
【補足】制限コンテンツの詳細説明
コンテンツが制限されているジャンルに含まれる内容が、全て違反になる訳ではありません。
ブログの内容、作り方、見せ方によっては問題ない場合もあります。
ただ、Google が「違反」と判断すれば違反ですから注意してください。
アダルトコンテンツ
Google では、ヌードや性行為を含む画像や動画のコンテンツは許可しています。
しかし、利益を目的にしたコンテンツは制限されます。
例えば、商用アダルトサイトへのリンクの掲載はできません。
また、非合意または違法な性的コンテンツは許可されません。
児童の安全
児童を危険にさらすようなコンテンツは許可していません。
児童への性的虐待の画像や児童を性的な魅力があるものとしたコンテンツも許可していません。
ヘイトスピーチ
ヘイトスピーチとは、
人種、民族、国籍、宗教、障がい、性別、年齢、従軍経験、
性的指向または性同一性に基づく集団への憎悪や暴力を助長するようなコンテンツです。
下品なコンテンツ
事故現場のクローズアップ画像のような衝撃や生々しさだけを意図したコンテンツです。
暴力
脅迫や殺害予告のコンテンツ
暴力的な組織や運動
既知の暴力的な非国家組織や運動に関連するコンテンツ
ハラスメント
オンライン上でのハラスメントやいじめ行為は多くの地域で違法です。
著作権
著作権侵害の疑いについて通知を受けた場合、それに対して適切な措置が取られます。
また閲覧者が他ユーザーのコンテンツを無断でダウンロードできるサイトのリンクは掲載できません。
個人情報や機密情報
個人情報や機密情報は掲載できません。
例えば、他人のクレジット カード番号、社会保障番号、運転免許証番号などです。
身元のなりすましと不実表示
人物や組織になりすましたり、自分を偽うような行為はダメです。
あなたの本当の身元について、
閲覧者に誤解を招く可能性が高いコンテンツにならないように注意しましょう。
誤解を招くコンテンツ
ユーザーを騙す、誘導する、混乱させるコンテンツ
違法行為
規制薬物や違法薬物の販売または宣伝はしないでください。
また、危険な違法行為を助長したりしないでください。
スパム
スパムにはさまざまな形態があります。
例えば、自分のサイトにトラフィックを誘導したり、
自分のサイトや商品の宣伝のためだけに他のユーザーのメッセージに返信したりすることです。
また、収益や個人的利益を目的として他ユーザーのコンテンツを切り貼りすることもダメです。
マルウェアやウイルス
ウイルスを送信したりポップアップを表示したりして、
閲覧者に影響を与える行為は厳しく禁じられています。
規制対象の商品やサービス
アルコール、ギャンブル、医薬品、未認可のサプリメント、タバコ、花火、武器、健康機器、医療機器など、
規制対象の商品やサービスの販売や販売促進はできません。
規制対象の商品やサービスのアフィリエイトサービスも含まれます。
▼アドセンス申請で一発通過のポイント(要チェック)
Google アドセンスの審査基準を知ることは必須!アドセンス審査の申請前にチェックしておくべき重要な3項目:まとめ
アドセンスの審査基準を知ることは必須です。
アドセンス審査の申請前に必ず確認しておきたい項目について解説しました。
- 審査基準
- アドセンスプログラムポリシー
- 制限コンテンツ
これらについては審査申請時だけでなく、審査通過後もコンテンツチェックは継続します。
しっかりと理解して健全なブログ活動をしていくことを推奨します。