こんにちは！毎度お馴染みの「かねやん」です。今回は１分足の基本的なトレードについてお話します。バイナリーオプションの攻略では、まず今の相場を的確に判断してエントリーポイントを見極めることです。１分取引はエントリーのちょっとしたタイミングのズレで勝敗が左右されてしまいます。方向性を持たないレンジ相場よりも、方向が予測できるトレンド相場が狙い目なのです。
慣れてくると慎重さを欠いてしまう人が多いので、単純かつ信頼性の高いトレード法について解説していきます。様々なインディケータを使ってエントリーしているけど、勝率にムラがあると感じている人は必見です。では早速１分足を表示して、インディケータを導入していきましょう。【チャート】⇒【時間足設定】⇒【１分足】を選択してください。
１Mチャート
インディケータの導入と設定値
今回使うインディケータはお馴染みの『ADX』と最もメジャーな『移動平均線』を使います。それでは順に導入していきましょう。【挿入】⇒【インディケータ】⇒【トレンド】⇒【ADX】をクリックします。
ADX挿入
パラメーターは期間【１４】のデフォルトで使用します。
ADX(14)設定
メイン線だけを使うので、表示設定の『＋Di』『－Di』を【None】にしておいてください。
ADX色設定None
レベル表示は【追加】をクリックして【４０】を設定したら【OK】をクリックしてください。
ADXレベル(40)追加
次に『移動平均線』を３本導入します。【挿入】⇒【インディケータ】⇒【トレンド】⇒【Moving Average】をクリックします。
MA挿入
パラメーターはそれぞれ設定してください。短期【８】、中期【１３】、長期【２１】としてラインの色をそれぞれ設定して【OK】をクリックしてください。
MA(20)設定
これでエントリーの準備が完了しました。それではエントリーポイントの解説をしていきます。
エントリーポイントの解説
冒頭でもお話しした通り、トレンド相場を狙った手法です。上昇トレンドのローソク足は陽線が多く、右上がりのチャートになっていることを確認してください。更に、移動平均線が上から短期⇨中期⇨長期の順で並んで推移します。
逆に、下降トレンドのローソク足は陰線が多く、右下がりのチャートになります。移動平均線は上から長期⇨中期⇨短期の順に並んで推移します。
これをしっかり頭に叩き込んでおいてください。
上昇トレンド（参考例）
移動平均線は上から短期⇨中期⇨長期の順で並んでいて、チャートが右上がりに進んでいることが確認できます。①は ADX の値が基準線４０を越えたローソク足がエントリー開始のポイントです。トレンドに乗っかって連続で High エントリーします。ADX の値が基準線４０より下に抜けたら終わりです。または、移動平均線の並びが崩れたら終わりです。
参考例では、３８戦中２２勝（勝率５７.９％）。連続エントリーの中で「２連敗したら終わり」と決めてエントリーをした場合、２０戦１４勝（勝率７０.０％）となります。
下降トレンド（参考例）
移動平均線は上から長期⇨中期⇨短期の順で並んでいて、チャートが右下がりに進んでいることが確認できます。③は ADX の値が基準線４０を越えたローソク足がエントリー開始のポイントです。トレンドに乗っかって連続で Low エントリーします。ADX の値が基準線４０より下に抜けたら終わりです。または、移動平均線の並びが崩れたら終わりです。
参考例では、１７戦１２勝（勝率７０.６％）。連続エントリーの中で「２連敗したら終わり」と決めてエントリーをした場合、１１戦８勝（勝率７２.７％）となります。
さいごに
とても簡単なエントリーです。移動平均線の並び方とチャートの移動方向からトレンド相場の判断ができます。トレンドの強さは ADX で判断できます。ADX は基準値２５を越えるとトレンドが発生したと言われています。また基準値４０を越えると強いトレンドと言えます。ここを狙った『順張り連続エントリー手法』です。
連続エントリーの場合、止め時の判断がとても大切です。欲を張らないことが結果的に「負け」を減らし、勝率アップになります。バイナリーオプションを取り組んでいる人の中には、「勝ち」を多く獲得するためにエントリー回数を増やす人がたまにいます。しかしエントリー回数が多ければ結果が良いとは限りません。参考例でも示したように、エントリー回数が減っても勝率が上がっていることに気付かれたことでしょう。「負け」の回数を極力減らすことが大事なのです。
「なぜ？」と思ったら【基礎知識の勉強会】で説明しています。ぜひ、ご覧になってください。バイナリ―オプションでは「勝ち」に執着するよりも「負け」を回避することで資金を増やしていけるのです。このことをしっかり理解してバイナリーオプションと向き合ってください。
では、また会える日まで・・・！