こんにちわ!お馴染みの『かねやん』です。久しぶりに5分トレードから脱出して「1分トレード」に挑戦してみました。いつもは5分足を眺めているのですが、先日友人から「スピード重視!のトレードがしたい」と相談をうけたので試してみた手法です。見極め次第では連打も可能な手法です。★★★☆☆
以前紹介した「1分足連打法」も参考にしてみてください。1分トレードが得意な人はいいのですが、かねやんは焦るクセがあるのであまり得意ではないのです。しかし今回の手法は「連打」も可能なので、見逃してもまだチャンスが続くところが魅力です。早速使用するインディケータを導入していきましょう。
インディケータの導入とパラメーター設定
今回使用するインディケータは2つです。それは『ADX(Average Directional Movement Index)』と『MFI(Money Flow Index)』です。1分トレードなので【チャート】⇒【時間足設定】⇒【1分足】を選択しておきます。
【挿入】⇒【インディケータ】⇒【トレンド】⇒【Average Directional Movement Index】をクリックします。
パラメーターの期間を【5】に設定し、好みのラインとその色を選択してください。
今回はメイン線のみ使用するので、色の設定で+Di、-Diのラインの色を【None】にしておきます。
次にレベル表示では基準線を追加して【40】を設定しておきます。色、線種は好みで選んで【OK】をクリックします。
次に【挿入】⇒【インディケータ】⇒【ボリューム】⇒【Money Flow Index】をクリックします。
パラメーターはデフォルトでいいので、好みのラインとその色種を選択してください。
次にレベル表示には、基準線がデフォルトで【20】と【80】が設定されています。今回使用する基準線は【30】と【70】なので変更しておきます。ラインの色、線種はお好みで選択して【OK】をクリックします。
エントリーの条件
まずADXの値が基準線40の上を推移するとトレンドが発生していると判断できるので、トレンドが発生したらMFIの値を確認します。MFIは通常、20と80を基準値として使用する手法が多いです。即ち基準線を超えたら反発するという「逆張り手法」で用いられます。しかし今回はより強い根拠でトレードするため30と70の値を基準として「1分トレード限定の順張り手法」になります。
つまりトレンド発生を確認できたら、MFIの値を確認します。MFIが基準線70を超えたら、次足で『Highエントリー』、逆に基準線30を下回ったら、次足で『Lowエントリー』します。では、実際のチャートで見ていきます。
①はMFIが基準の70を超えたポイントです。ADXは基準の40よりも上を推移しているので次足で「 Highエントリー」のポイントになります。
②ではMFIの値が落ち、その後すぐに基準線を超えたポイントですが、ADXが基準線より下を推移しているのでエントリーポイントではありません。
③では、MFI値が基準の30を超えたポイントですが、ADXが基準線より下を推移しているのでエントリーポイントではありません。
④は再度MFIが基準の30を超え、今度はADXも基準線の上を推移したので次足で「 Lowエントリー」のポイントになっています。
⑤はMFIの値が基準線に届き、またADXの値も基準線に届いたので次足で「 Lowエントリー」のポイントです。ADXは基準25よりも上であればトレンドと判断できるので、40近くであれば問題ありません。
⑥は確実な下降トレンドと判断できるので、MFIの値が基準線を超えたら次足で「 Lowエントリー」のポイントです。
⑦はADXが基準線40擦れ擦れですがMFIの値が基準の70を超えたので次足で「 Highエントリー」のポイントです。
さいごに
1分トレードなので、すぐにエントリーチャンスが巡ってきます。明確に条件が揃うポイントこそ、確実にエントリーしていきたい手法です。1分足は値動きが激しいため瞬時の判断で判定結果が変わってしまう場合が多々あります。しっかりとデモ取引で練習してから実践することをオススメします。以前紹介した「ADXを使った手法」と合わせて読んで頂けたら、この手法の理解が深まることでしょう。そしてもっともっと勝率が上がるエントリーをマスターできるようになるでしょう。では、またお会いしましょう!