「スティンザー効果」でビジネス交渉成立に!
突然ですが、「スティンザー効果」について理解していますか?
これを知っていると、ビジネス上の会議や交渉の際に、
その雰囲気を故意に作り出すことができます。
つまり、あなたが会議や交渉において優位な立場を作れるのです。
今回は、ビジネスマン必見「スティンザー効果」について解説します。
スティンザー効果とは?
アメリカの心理学者スティンザーが提唱した「スティンザー効果」とは、
以下の3点です。
①以前に議論をたたかわせた相手がいる時は、その正面に座る傾向がある。
②ある発言が終わった時、次に発言するのは、
その意見の反対者である場合が多い。
③議長のリーダーシップが強い場合は、会議参加者は正面にいる人と話したがる。
逆に、リーダーシップが弱い場合は、隣の人と話したがる傾向にある。
会議の座る場所で決まる
会議や交渉での座席の取り方によって、その場の雰囲気が決定づけられます。
つまり、その雰囲気を故意に作り出すことができるのです。
円形テーブルでの話し合いは、和やかで発言しやすい雰囲気になり、
いろいろな意見をドンドン出してもらえます。
座る位置で立場が変わる?
相手を説得しようとするときは、
横に座るかL字型に座ると効果的と言われています。
また、断りにくい状況を作りたいならば、横に座るのが効果的です。
さいごに
誰もが無意識にやっていることですが、
レストランや喫茶店で相手を落ち着かせたいなら、
窓際や隅の席を取ると、効果があります。
このように、会議や交渉では席の取り方で雰囲気を操れるのです。
次回は、「相手の心を掴む話し方」ついて解説します。